|フィリピン国旗の意味とは？
国旗のデザインには重要な意味があり国際社会の中でも神経質に扱われるケースがある。４色の構成から成るフィリピン国旗は、長きスペイン支配にあったフィリピンが独立革命運動を起こすが1度目は失敗、2度目はアメリカ軍の協力でスペイン軍を降伏させる。しかしアメリカはフィリピン領土をスペインからパリ講和条約でカネで買い、あとでフィリピン革命軍を叩きのめしている。（アメリカのやり方がひどい歴史）
制定日1898年6月12日、フィリピンの独立記念日は6月12日
1896年革命→失敗
スペイン植民地か支配に不満が高まり革命運動を起こすが失敗に終わる。
1898年革命→失敗
革命政権のアギナルド大統領は6月12日に独立宣言。アメリカ軍と提携して各地に侵入、8月13日にマニラを占領してスペイン軍を降伏させた。9月10日、ブラカン州マロロスに臨時首都。
ところが1898年12月10日、パリ講和条約で2,000万ドルでアメリカがフィリピンの権利をスペインから買う。
1899年2月4日 米比戦争が始まり、3月31日にマロロス首都陥落。この後、フィリピン独立ははゲリラ戦で粘り強く長期戦となるが、1901年3月23日 イサベラ州でアギナルドが米軍に捕らわれ、4月1日にアメリカに忠誠を誓い停戦となった。
|フィリピン国旗、通常は青色が上、赤色が下
・青
平和、真実、正義
・赤
勇気と愛国心
・白
平等、友愛
・黄色い太陽
自由の意味
３つの星はフィリピンの主な島、ルソン島、ミンダナオ島、ビサヤ諸島
８本の線条は独立革命に最初に武器を持ったルソンの８州（パンパンガ州、ブラカン州、リサール州、カビテ州、バタンガス州、ラグナ州、タルラック州、ケソン州）
参考：wikipedia
|アメリカ政府がフィリピン国旗を逆さまに掲揚して謝罪した
2010年、アメリカで開催された首脳会談でフィリピン国旗を逆さまに「赤が上、青を下」掲揚してしまった。これには後にアメリカ政府がフィリピンに謝罪する事になってニュースで報じられた。
実は、フィリピン国旗は赤と青を逆さまにすると「戦争時」の意味を持つ。元々、独立革命から８州が武器を持って蜂起したのが始まりだから、でもアメリカの担当者は知らなかったんですね。
首脳会議でフィリピン国旗が逆さまに、米政府が謝罪
［ワシントン ２６日 ロイター］ ニューヨークで２４日に開催された米国と東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ） 首脳会議 で、フィリピン国旗が上下逆さになっていたとして、米政府が謝罪した。
フィリピンでは、逆さの国旗はその国が戦争中であることを意味するが、オバマ米大統領とフィリピンのアキノ大統 領が出席したこの会議では、フィリピン国旗が青ではなく赤の側を上にして置かれていた。これについて、在マニラ米 国大使館の広報担当者は、「単純なミスだった」と説明。「米国はフィリピンとの緊密な関係を大切にしている」と述べ た。Oddly Enough | 2010年 09月 27日 13:53 JST http://jp.reuters.com/article/2010/09/27/idJPJAPAN-17380720100927
|旗には戦闘の意味がよく使われる
Ｚ旗（ぜっとき） 有名な旗では1905年、日露戦争で東郷平八郎が旗艦三笠のマストに、「この戦いで負けてしまってはもう後がない」としてアルファベット最後の文字であるZ旗を掲揚し、「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」という意味を持たせて掲揚した。この文案は名文家として有名な連合艦隊参謀の秋山真之であるとされている。日本海海戦の逸話以降、日本海軍ではＺ旗は特別な意味を持つこととなり、太平洋戦争（大東亜戦争）中の日本海軍では、大規模な海戦の際には旗艦のマストにＺ旗を掲揚することが慣例化した。
旭日旗（きょくじつき）16条が22.5度で開いている、1870年に大日本帝国軍の軍旗として初めて使われた。
日章旗（にっしょうき）は今使われている日本の国旗、「日の丸」を意味している。
|旭日旗、日の丸が左寄りデザインと真ん中のデザインがある
旭日旗で日の丸が左寄りにデザインされている物と、日の丸が真ん中にデザインされている旭日旗があります。
左寄りにデザインされている旭日旗は今でも海上自衛隊で「軍艦旗」として国籍を表す意味で使われています。武装している軍艦が掲げる旗で、マストに掲げ風でなびくと旗のデザインが認識しにくいため、日の丸が左寄りになっているという。
日の丸が真ん中に位置するデザインの旭日旗は大日本帝国軍旗（旧陸軍）が使用していた。今の陸上自衛隊では８条旭日旗を使用している。
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