九段線、南沙諸島、フィリピンが重要地域な理由
南シナ海へ中国の強引な進出で国際情勢が緊迫しているが、中国に対して反意を示しているのがベトナムとフィリピンの2か国。先のオランダ・ハーグの仲裁裁判所が中国の主張を退けたが、中国は無視する意向で周辺国に巨額なインフラ投資を見返りに中国の味方国を作ろうと外交工作をしている。
2016年4月、自衛隊の潜水艦がフィリピン スービック港を訪れ、ベトナム カムラン湾にも派遣した。中国の主張する九段線(きゅうだんせん)、海域の南沙諸島またはスプラトリー諸島 (Spratly Islands) はASEAN各国にとっても安保問題であり、この海域に中国が軍事力を持てばフィリピンに駐留する米軍スービック湾、クラーク空軍基地などが攻撃射程距離になる。
フィリピン近辺海域に中国が進出することに日本とアメリカは神経質になっている理由は、かつて米軍が海外で持つ最大の基地クラーク空軍基地、スービック海軍基地などが攻撃エリアに入ってしまうからだ。
テレビを観ているとフィリピンは中国から資金援助を受けたい、軍事協力はアメリカと日本にお願いしたい。両方とも付き合いしそうな雰囲気を持っているので討論番組では批判・懸念している。
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フィリピン軍の装備
フィリピンは財政難で軍事力が弱い、中国の脅威を感じながらも軍は人がいても武器が無ければ戦うことができない。もしも中国と軍事衝突になったとしても現段階では圧倒的に中国の勝ち、フィリピンに勝つ見込みは無い軍事力である。
wikipediaを読んでいたら、「フィリピン軍の装備更新は遅れがちであり、アジア最弱の軍隊と指摘されることもあった」と書かれていた。
フィリピン空軍
人員 7,000名および作戦機 約50機を保有する。また、ヘリコプターの運用も空軍の管轄となっている。
フィリピン海軍
22,000名の人員、艦艇120隻(フリゲート2隻を含む)および14機の航空機を有している。
フィリピン陸軍
120,000名の常備軍を擁している。陸軍は主力戦車を保有せず、軽戦車のみ
2011年現在、対ゲリラ作戦に主眼を置いて、軽武装ヘリコプターおよび汎用ヘリコプターが主力となっている。2005年にF-5が退役して以降、固定翼機はCOIN機および軽攻撃機のみとなり、戦闘機を保有しない期間が長かったが、国防改革プログラムの一環として、韓国製のFA-50軽戦闘爆撃機12機の導入が決定された。2015年11月より配備が開始されている[26]。また2015年からはEADS CASA C-295輸送機の受領も開始された。
wikipedia フィリピン軍
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