米比合同軍事演習「バリカタン」南沙諸島中国をけん制
過激な発言でフィリピンのトランプと呼ばれて、あの熱狂的なフィリピン大統領選挙で勝ち、2016年6月30日から現職フィリピン大統領のドゥテルテ大統領が中国に向け異例の超過激な発言をしたと国際アジアニュースになっている。
日本経済新聞社が報じた記事、「フィリピン、異例の中国批判 南シナ海領有権問題で」は、南シナ海の南沙諸島( Spratly Islands )に、中国が勝手に軍事施設を建設、領有権を主張している問題で、一時は両国の棚上げとしていたがフィリピンは「中国船がパグアサ島の付近にいるのは、国際法で定められた我が国の主権と管轄権を明らかに侵害している」と声明を出した。
ドゥテルテ大統領就任当初は、日本に歩み寄るか、中国との領海問題をどう対処するかが注目されたが、中国にも良い顔をして多額な経済支援を取り付け、日本には海上警備の支援を取り付け、八方美人外交をしてきたフィリピン政府に何が起きたのだろう?
2019年3月21日にはフィリピン元外務大臣らが、中国の習近平国家主席を国際刑事裁判所に告発したというニュースも出たばかりで、フィリピンと中国の2国間の関係が急に悪化しているとみられる。
フィリピンのアルベルト・デルロサリオ元外相らが中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席を国際刑事裁判所(オランダ・ハーグ、ICC)に告発したことが21日、分かった。中国が南シナ海の島や岩礁を埋め立てて環境を破壊し、周辺国に深刻な影響を与えていることが「人道に対する罪」にあたるとしている。
現在、フィリピ軍はアメリカ軍と合同軍事演習「バリカタン」を行っており、ドゥテルテ大統領は米国に気を使ったタイミングでもあり、今回は今までになく厳しく中国に向け「手を引かなければ、自爆部隊を送る」と警告したと報じられている。
参考記事:フィリピン、異例の中国批判 南シナ海領有権問題で
「手を引かなければ、自爆部隊を送る」。ドゥテルテ大統領は今月5日、中国にこう警告したそうです https://t.co/nhPScFXCtz
— 秋田浩之(日本経済新聞) (@Hiroakitanikkei) 2019年4月8日
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