アメリカ大統領選挙トランプ氏当選、フィリピンの反応

世界中が注目した米国大統領選挙、下馬評はヒラリー・クリントン優勢と思われてたのに「まさかのトランプ勝利」となった。フィリピンのドゥテルテ大統領は、よくフィリピンのトランプと揶揄されていたがマレーシア訪問中のドゥテルテ大統領がトランプ氏への祝辞を述べた。

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Conguratilation pareho tayo nagmura
おめでとう、私たちは口が悪い事で同じ

フィリピン人って面白いですね、大統領でも公の記者会見でこういうジョークを言ってる。やはり、暴言には本人もわかってて、マスコミがドゥテルテ大統領とトランプ候補者を比較していることを知って気にしてたようです。

しかし、トランプ氏は政治家の経験が無くて、初めて政治家になるのがいきなりアメリカの大統領ってところがスゴイ、市議会議員も市長の経験もなく、政治家未経験者が大統領になるとは、こういうこともあり得るですね。

同じ暴言吐くことで比較対象にされるドゥテルテ大統領は、なんだかんだ20年以上の政治家歴があるのでベテラン政治家、トランプと比較するのはどうなのかな?と思ってましたけど・・・






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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161110-00000060-reut-n_ame

オバマ大統領に You Can go to Hell って言ってたけど
クリントンが落選したので、本当に地獄行きになっちゃった

フィリピンとアメリカの関係がぎくしゃくしているが、トランプ大統領になったら、2国間の外交関係が改善されたりすのかも?たしかにオバマ大統領は平和主義というか、事なかれ主義で世界に紛争、ISなどテロ組織が出来上がってしまった原因を作ったのはオバマの責任だという批判も多い。



平和主義者が世界をもっと戦争に混乱させた

考えてみれば旧ソビエト連邦時代にゴルバチョフ大統領が、ソ連を崩壊させてしまい、米ソ冷戦が終結。ノーベル平和賞をもらってましたけど、旧ソビエト連邦から独立した国家が絶え間なく紛争を起こしている。世界中のどこかでいつも戦争があるようになった。

むしろ米ソ冷戦時代の方が小さな国家・地域の紛争がなく、ソ連が強大な力で抑止力になっていたから平和だったと思う。

オバマ大統領は、核廃絶を唱えただけなのに、ノーベル平和賞を受賞しています。日米同盟国だからといっても、中国船が日本近海に来ても何もしない、尖閣諸島で中国船が衝突したときも何もしない、南沙諸島問題も何もしないから中国が勢力拡大している、北朝鮮は話し合ってわかる相手じゃないのに放置して実際に核ミサイルが完成したらどうするのだろう?

シリア問題も同じこと、中東問題も余計にこじれさせたよ結果になっているし、クリントン国務長官時代に暗殺した911同時テロ事件の首謀者と言われているオサマ・ビィンラディンを消してから、イスラム国(IS)が出来ちゃったし、平和主義者で事なかれ主義だったから、世界が余計に危険になってしまったと思うのですが・・・

そもそも核廃絶を唱えただけで実現してないのに、なんでノーベル平和賞を受賞できたのだろう?
アメリカは世界のどこかで紛争があると軍事介入しておせっかいだったが、それがあるから他国への武力抑止力になってた、ところが「アメリカは世界の警察官じゃない」と発言したことで、アメリカが介入しないなら、と余計に紛争が増えた。シリアではアサド政権が化学兵器を使用したときは本格的に軍事介入すると宣言してたのに、化学兵器が使用されてもオバマ大統領は本格介入をしなかった。これは多くの評論家が「必要なときに軍事介入しないで、必要じゃないときに軍事介入した大きな間違い」と評価している。

シリア、イスラム国で難民問題が発生、EU各国は最初は人道的支援と難民を受け入れたが、いまは難民が国を揺るがす問題となっている。イギリスはEU離脱が国民投票で決まり、首相は交代になった。フランスも高速道路でトラックに難民が乗り込む、難民キャンプの費用だって納得のいかない税金の使い方で国民の不満が高まっている。






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