2017年1月12日、安倍首相は今年初のの外遊にフィリピンを訪れた。フィリピン首都マニラではマラカニアン宮殿でドゥテルテ大統領と４０分間の会談を行い、明日はドゥテルテ大統領出身地ダバオ市へ訪問することになっている。フィリピンに接近する中国へのけん制のため、日比友好をアピールした格好になる。 日本はODAを含め官民合わせて今後５年間で１兆円の支援を表明、地方への電力インフラ、地下鉄など整備する予定。


電力発電所などは既に日本企業がフィリピン進出している、地方の電力不足は工場誘致などに欠かせないし、そもそもフィリピンの電気代が高すぎるので海外企業が進出するのに、電気料金と停電の多さがネックになっている。

地下鉄整備って最初はマニラからでしょうが、下水道の方が先でしょうね。高速道路にしても、地上を走る電車にしても、いつになったら開通完成するの？というくらいに遅いので、地下鉄って自分が生きている間にマニラを走ることになるんでしょうか・・・。

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次の戦争は米国 vs 中国という予想をするお偉いさんもいます。今度出来るトランプ政権の中核に位置するピーター・ナヴァロ氏が書いた本「米中もし戦わば　戦争の地政学 」がすごい話題になっていますが、中国と台湾で戦争が起きたとしたら、日本とフィリピンの米軍基地は重要な役割を持ちます。

日本は中国と直接戦争にならないように包囲網を作っている。安倍首相はロシア、インド、アメリカをつなぎ、中国包囲網を作る。そのためにはフィリピンはどうしても仲間に入れておかなければならない存在。


中国の主張する「九段線」って誰がどうみても無理があるでしょう、しかし中国は承知の上で領土侵略をしている。フィリピンとベトナムだけが突っぱねていますが、それも経済援助で東南アジア諸国が中国を黙認しているので危うい。

フィリピンだって中国になびいている、日本と中国を天秤に掛けて経済援助を引き出させようとしているので、信じて良いのかわからない。

それでも日本側に引き込むためには材料が必要、承知の上で日本が１兆円規模の経済援助を行う方針を決めたのだろう。


　






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