イロコス地方というルソン島の北部に行った時の事、料理する時に便利だとカセットコンロを持っていった。そこは水道が無いので井戸水を使い、料理する時は細木を燃やしているので、すごい昔にタイムトリップしたようなところだった。


エースハードウェアというショッピングモールならどこにでもテナントで入っている大手。ここでカセットコンロを探すと７００～１１００ペソくらいで売っている。ガスは６０－８０ペソくらいで、なんとなく日本の方が安く売っているんじゃないか？と感じる。

見たことも聞いたことも無いブランドも多数あるが、日本製では岩谷産業の「IWATANI」が商品陳列棚に飾られている。たぶん、IWATANIカセットコンロは売れ筋商品かもしれない。


暇人が多いので屋外でカセットコンロを使って料理を始めたら近所のフィリピン人が集まってきた。タガログ語で話しているのを聞くと

オバサン：「これ見たことある？」
オジサン：「シェンプレー！」

オバサン：「ガスタンクが無いけど、どうやって火がつくんだろう？」
オジサン：「・・・・・・・。」

オバサン：「あなた知ってるんでしょう？」

こんな会話が聞こえてきて爆笑してしまった。
近所のオジサン、知ったかぶりしてたんで、ガスタンクがどこにあるか説明できなかった。

フィリピンの田舎暮らしって長閑で良いけど、文明の差を感じたり、たまに遊びにいくには面白いけど住むと不便だろうな・・・・



【参考記事】フィリピン移住して最初に危ないと感じた事＞ガス