フィリピン大統領令、公共の場所で禁煙化


2017年7月23日からフィリピン全土で公共の場所での禁煙化が実施された。フィリピン大統領令にドゥテルテ大統領が署名して「フィリピン全土禁煙化」が実施される。違反者には罰則があり旅行者も注意が必要となる。違反者には最大で200ドル(2万2000円)の罰則金が科せられる。
http://overseas.blogmura.com/philippine/ranking.html

マニラ市内の主だった有名ホテルでは、ほとんど全室禁煙か全館禁煙になっているか、一部で喫煙場所を設けてホテル運営している。喫煙者にはとてもやっかいなこととなり、受動喫煙(passive smoking)の観点からは喜ばしい法律となる。

禁煙化となるのは、病院、学校、公共施設の他、レストラン、ホテル、BARなどで、アルコール提供のクラブやBARなどでは喫煙者が多いために客足が遠のき、経営にも影響が出るのではないかと考えられている。

東南アジアのたばこ規制団体が2014年に発行した報告書によると、フィリピンでは、成人人口の約3分の1に相当する約1700万人が喫煙。男性のほぼ半数、女性の9%が喫煙し、東南アジアではインドネシアに次いで2番目に高い喫煙率となっている。(ロイター2016年10月12日記事

マニラ市内ホテル禁煙状況


パンパシフィックホテル・マニラ(詳細情報
ホテル客室は全室禁煙、21階パシフィックラウンジの屋外庭園のみ喫煙可となる。
M. Adriatico corner General Malvar Streets | Malate, Manila, Luzon 1004, Philippines


ニューワールドホテル・マニラベイ(詳細情報
全客室禁煙、喫煙可能な場所は1階 M.H Del Pilar通り側の出口付近の指定喫煙所のみ
1588 Pedro Gil | Corner MH del Pilar, Manila, Luzon 1004, Philippines


センチュリーパークホテル(詳細情報
2017年7月27日現在、喫煙部屋あり(全室禁煙を予定)、喫煙場所はハリソンプラザモール側のロビーエントランス付近のみ喫煙可となる。
599 Pablo Ocampo St, Manila, Luzon 1004, Philippines


パールレーンホテル(詳細情報
ホテル客室は全室禁煙、写真5階のレストランのみ喫煙可となっている。
1700 M Orosa St, cnr Gen Malvar St | Malate, Manila, Luzon, Philippines


パールガーデンホテル(詳細情報
客室は全室禁煙、1階のコーヒーショップのみ喫煙可。
1700 M. Adriatico St. corner General Malvar St. | Malate, Manila, Luzon 1000, Philippines


マニラパビリオン(詳細情報
ホテル客室: 全室禁煙、喫煙場所無し(全館禁煙)
United Nations Avenue, Manila, Luzon 1000, Philippines

マニラ市内エルミタ・マラテ地図




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